荏原病院1年後に分娩再開約束
荏原病院は年間ほぼ5千人の分娩を担当していました。大田区の出生数はおよそ5,000人ですから大きな役割を担っていました。それが医師不足を理由に分娩を中止してしまいました。
昨日、荏原病院に区議会健康福祉委員会メンバーが分娩再開の強い要請に出むいた際、病院側が「担当医師を派遣してもらう体制が整ったので1年後に再開できるようになりました。ほぼこれまで通りの分娩数をあつかえる予定です」と応答しました。たいへん良いことであります。東京都が荏原病院を民営化する際、「サービスは下げません」との約束を守るよう運動してきた区民と日本共産党区議団は喜びを持って報告します。今月7日に「朝日」「読売」「毎日」「東京」新聞に折り込んだ日本共産党大田区議団ニュースに大きな反響も寄せられていました。
しかし、今度は蒲田総合病院が分娩中止を院内張り紙とホームページで公表。
黒沼区議が南蒲田二丁目町会新年会に出席した際、来賓の院長先生から声をかけられ「私どもの病院も分娩を中止します。医師派遣を断られたからです」との申し出でわかりました。
リハビリ中止に続いて分娩中止とは!
自民党・公明党政権の医療政策と医師減少政策でこんなに国民が困ることになるとは怒り心頭です。総選挙で何としても与野党逆転を果たし、自民党と連合しようとする民主党も見据えて、日本共産党を伸ばしてこ
その立場でがんばります。

分娩再開が決まった荏原病院には品川区内のある大学から産婦人科医が派遣されるようです。そして医師不足を理由に分娩休止に追い込まれた蒲田総合病院にも、同じ大学から産婦人科医が派遣されていたようです。
笑う病院あれば泣く病院もあり。
今、日本のどの地域においても数少ない産婦人科医をめぐって病院同士のパイの取り合いが起こっています。
早急に行政が党派を超えて、産科医療における根本的な問題解決に取り組まない限り、この大田区においても、今後も分娩休止や分娩制限の流れに歯止めをかけることは出来ないでしょう。
投稿 大田区の産科医療を憂う医師 | 2008年2月 3日 (日) 16時57分